今年もこの季節がやってきました。2月下旬は自宅の庭でふきが収穫できます。昨年雑草対策でふきが生える場所にバーチを敷き詰めてしまったので、収穫できる量が今年はだいぶ少なくなってしまいました。

2月の中旬からふきがある事を確認して本日2月23日に収穫を行いました。本日は天皇誕生日で祝日です。
一般的なふきに比べて少し小ぶりですが、香りは凄く良いです。小さいものも含めて目につくものは収穫してきました。

丁度一回分作るのに良い量が収穫できました。
以前お店で食べたふき味噌があまりにも美味しかったので、ふき味噌の虜になってしまいました。
お店のレシピは分かりませんが、オリジナルでふき味噌作りを行います。
先ずはアク抜きです。お水に浸して最低2時間以上は放置します。

ふきには毒性があるので、間違っても生で食べてはいけません。毒の成分はペタシテニン(別名フキノトキシン)と言い、特にふきの根の部分に多く含まれています。
収穫の際は根は取らずに、根本をひねって折るかハサミで切るのが良いです。
ただ加熱して調理したから大丈夫という事もなく、一番の対処法は『雄花の花粉を食べない』という事です。アレルギーが心配な方は雄花は収穫せず、雌花を選んで収穫しましょう。
雄花は黄色っぽい色の花で、雌花は白っぽいので意識すれば見分ける事ができます。
ふき味噌 レシピ材料
・ふき 10〜15個
・味噌 大さじ4
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・ハチミツ 大さじ1
その他、かつおぶし、無ければほんだしを使います。
①ふきを水に浸して時間をおく。
②水に浸してアク抜きをしたふきを沸騰した鍋で1〜2分茹でます。茹でることでふきが黒くならず、緑色のふき味噌になります。
③フライパンにふき以外の調味料を全て入れ、混ぜながら火にかけます。
④茹でたふきを細かく切って③のフライパンに入れます。水気を飛ばしてとろみが少し付いてきたら完成です。

冷ましてタッパーに入れました。はちみつを使っているので味がまろやかで食べやすく、後からふきの程よい苦味を楽しむ事ができます。
保存は冷蔵庫で1ヶ月、冷凍で2ヶ月程保ちます。
これからふき味噌のおにぎりを作ったりして、楽しみたいと思います。
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