今回はおしゃれで機能的な卵の殻をプランターとして使う方法をご紹介します。
卵の殻は天然の肥料
卵の殻が肥料として使えるのはご存知でしょうか。
卵の殻は有機石灰などと呼ばれて酸性に偏った土壌を改善する効果が期待できます。また、野菜を育てる上で必要なカルシウム分を多く含んでいます。(過剰なカルシウムも野菜には悪影響を及ぼすので注意が必要です。)
つまり、そんな卵の殻に土を入れて種を蒔いたら、栄養のあるプランターになるという事なのです。
実際に今回はブロッコリーのタネを蒔いて実験してみました。
それがこちら。

このようにしっかり発芽して成長しています。
本当はこのサイズになる前に間引きと植え替えをしなくてはいけなかったのですが、卵の殻の中で育つブロッコリーがかわいくてついつい観葉植物のように扱ってしまいました。
ブロッコリー達には窮屈な思いをさせてしまって申し訳ないです。
ということで、さっそく植え替えをしていきます。
卵の殻ごと植え替えができる
卵の殻で育った野菜や花を植え替えるのは実はとても簡単です。
1.まずはプランターと土を用意します。(畑に植え替えるのもOKです)
我が家にはプランターがなかったので、先日出前館で注文した釜虎という釜飯屋さんの釜飯容器を使いました(笑)使えるものは何でも使いますよ!
土は卵の殻に入れた土と同じ土が好ましいです。

2.土に卵が1つ入る大きさの穴を開けます。
たまごがすっぽりと1つ入る穴を開けましょう。

3.卵の殻をくだきます。
根を傷めないようにやさしく砕きます。
卵の内側にはうすい膜があるので、まずは外側の殻にヒビを入れてから中の膜をちぎります。

4.卵の殻ごと植え付けます。
冒頭でもご紹介しましたが、卵の殻は有機石灰と呼ばれていて土のphを整えてくれる作用があるのでこのまま一緒に植えてしまって大丈夫です。

これで完成です!
最後に
卵の殻での栽培は野菜・花・果物で行うことができます。
料理で使う卵を綺麗に割るだけで簡単にできますので、是非挑戦してみて下さい。
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